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研究と教育

第81回日本遺伝学会ベストペーパー賞に選ばれました

ショウジョウバエ遺伝資源センターでは雄の生殖系に関与する研究を推進しています。今回、受精における複数の過程に関与するwasted遺伝子の解析研究が、第81回日本遺伝学会ベストペーパー賞に選ばれました。

講演番号:2E-10
講演題目:貯精精子の利用に必要なwasted遺伝子の同定
講演者:大迫 隆史(Ohsako, Takashi)、高橋 文子(Takahashi, Ayako)、山本 雅敏(Yamamoto, Masa-Toshi)
(京都工芸繊維大学 ショウジョウバエ遺伝資源センター)

受賞発表要旨:
雄不妊突然変異体wasted(wst)の精子は、交尾後、雌の貯精器官に貯精されるが、
 1) 1日後に卵への進入率が半減する、
 2) 2日以内に管状受精嚢内の精子が失われる、
 3) 卵へ進入しても雄性前核を形成しない、
という3つの異常を示す。wst遺伝子を同定するために、細胞学的にマップされた領域170 kbに想定されている17遺伝子のエクソン部分の塩基配列を決定し、野生型配列と比較したところ、1つの遺伝子で早期停止コドンを生じる欠失が見つかった。この遺伝子の野生型対立遺伝子が突然変異体の表現を救済したことから、これがwstであることが確認され、3つの異常が単一遺伝子の変異で生じていることが示された。

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排卵時の精子の放出
(バーは100μm)
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卵内のwst精子
(バーは10μm)
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キイロショウジョウバエの精子
(バーは500μm)

日本遺伝学会ベストペーパー賞に選ばれました

ショウジョウバエ遺伝資源センターで推進している、ショウジョウバエを用いた受精遺伝子の解析研究のひとつが、第78回日本遺伝学会ベストペーパー賞に選ばれました。

講演番号:3D08
講演題目:キイロショウジョウバエの受精に必須な精子タンパクMisfire の細胞学的解析
講演者:大迫 隆史(Ohsako, Takashi)、松林 宏(Matsubayashi, Hiroshi)、山本 雅敏(Yamamoto, Masa-Toshi)
(京都工芸繊維大学 ショウジョウバエ遺伝資源センター)

遺伝資源キュレーター育成プログラム

平成18年3月23日(木) 文部科学省から概算要求で措置された「遺伝資源キュレーター育成プログラム」の協定書の調印式が宮崎大学において執り行われた。

「「遺伝資源専門技術者養成モデルカリキュラムの開発」

 NBRPショウジョウバエの中核機関である京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センターとNBRPミヤコグサ・ダイズの中核機関の宮崎大学農学部とが連携・共同して、生物多様性条約に関連する生物遺伝資源について、その取扱い技術のみならず、法規等の実務にも精通した「遺伝資源専門技術者を養成するためのモデルカリキュラムの開発」を行う。
 なお、本事業は平成18年度から一部講義を開講し、平成19年度から双方の大学で実習を開始する。
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「遺伝資源キュレーター育成プログラム」紹介パンフレット(pdf)ファイルサイズ986Kb
「遺伝資源キュレーター教育開発センター」設立案内パンフレット(pdf)ファイルサイズ約320Kb
「遺伝資源キュレーター教育開発センター」紹介ポスター(pdf)ファイルサイズ約58Kb

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