ショウジョウバエ遺伝資源センター設立10周年記念行事
ショウジョウバエ遺伝資源センターは1999年度に設立されました。2009年度は,センター設立後10周年にあたり、これを記念して国内シンポジウム,と国際シンポジウムを開催致しました。多くの方々にご出席頂き誠に有り難うございました。厚くお礼申し上げます。
2006年には、系統維持数において世界最大にまで成長し,その後は遺伝資源の管理技術と系統維持の合理化を進めてきました。これらは,センタースタッフ(教員、研究員だけでなく大学事務職員、そして最も重要なのは非常勤技術補佐員です)のショウジョウバエを大切に思う科学への理解と高品質系統を守り抜く責任感の向上によって実現したものです。
系統の数も増加していますが,特に顕著な動きとして国内外の研究者からの系統譲渡の申し出が増加しています。このことはまさに本センターに対する国際的な信頼と期待が高まり,世界のショウジョウバエ遺伝資源センターとして、ショウジョウバエを用いた科学研究へのショウジョウバエ研究者コミュニティの"声"だと理解しています。今後は,京都工芸繊維大学のサポートと理解が不可欠ですが、より研究者コミュニティに向けたショウジョウバエ研究とショウジョウバエ遺伝資源の国際的研究センターとしての発展に向けて,系統だけでなく情報と研究技術の発信ができる体制整備を行って行きます。国内外の研究者からの厚いご支持とご支援をこれからもよろしくお願い致します。
2006年には、系統維持数において世界最大にまで成長し,その後は遺伝資源の管理技術と系統維持の合理化を進めてきました。これらは,センタースタッフ(教員、研究員だけでなく大学事務職員、そして最も重要なのは非常勤技術補佐員です)のショウジョウバエを大切に思う科学への理解と高品質系統を守り抜く責任感の向上によって実現したものです。
系統の数も増加していますが,特に顕著な動きとして国内外の研究者からの系統譲渡の申し出が増加しています。このことはまさに本センターに対する国際的な信頼と期待が高まり,世界のショウジョウバエ遺伝資源センターとして、ショウジョウバエを用いた科学研究へのショウジョウバエ研究者コミュニティの"声"だと理解しています。今後は,京都工芸繊維大学のサポートと理解が不可欠ですが、より研究者コミュニティに向けたショウジョウバエ研究とショウジョウバエ遺伝資源の国際的研究センターとしての発展に向けて,系統だけでなく情報と研究技術の発信ができる体制整備を行って行きます。国内外の研究者からの厚いご支持とご支援をこれからもよろしくお願い致します。
ショウジョウバエ遺伝資源センター長
山本 雅敏
山本 雅敏