資 料
1.平成
17年度事業計画

昨年度事業計画に基づき、系統維持数の増加、提供体制に整備と本格稼働、系統の品質向上を重要な事業内容として計画した。

機関 事業項目 平成17年度計画と現況
京都工芸
繊維大学
系統の維持 目標:18,800系統
実績:16,525系統
GS系統の整理(挿入部位の重複系統の削除、新規挿入系統の追加、データベースの公開・充実←系統寄託条件に沿ったものとする)

系統の品質管理向上に重点を置く
系統維持・管理業務の合理化作業の継続
(国際的系統維持キャパシティ(FlyBoard)を25,000に向上)
(大学の雇用規則に沿った長期プラン)
ダニ駆除(平成17年1月~4月末)、6月13日駆除完了宣言
ダニ汚染検査のルーチン体制
系統の収集 目標:2,300系統
UCLAから約2,000系統
ケンブリッジ大学から、ED欠失系統約300
国立遺伝学研究所 系統の維持 目標:5,000系統
実績:6,194系統
 NP:4,177、RNAi:1,136、突然変異体:881
 目標系統数での維持を行うため、DGRCと持合いのNP系統を廃棄する。
系統の収集 RNAi500系統追加整備、今年度内に2,000系統を公開する。
愛媛大学

系統の維持

目標:55種 480系統  アルコール標本での維持
実績:53種 470系統
ショウジョウバエの採集 飼育困難な系統は、採集後アルコール標本とする。
杏林大学 系統の維持
カスリショウジョウバエ(野生型、突然変異) 36系統
カオジロショウジョウバエ(野生型、突然変異)  30系統
アナナスショウジョウバエ(野生型、突然変異)  400系統
キイロショウジョウバエ近縁種 16系統
系統の収集 目標:42系統
カオジロショウジョウバエとその近縁種    5系統
アナナスショウジョウバエとその近縁種    20系統
ゲノム解析使用  12種

業務 研究機関 平成17年度計画と現況
系統の提供 京都工芸
繊維大学
実績:9,880系統(H16)、3,074系統(H17年4月~6月)
  • 国際的認知度の向上を図る
    (Drosophila Conferenceでのアピール:JDRC, EU, USA)
  • 高品質系統の維持に向け、系統使用者からの意見を求めフォローアップ体制を整備する
  • データベースシステム、検索システムの改良を継続する
  • 提供体制の合理化で新しいシステムに移行する
  • 課金の実施(10月1日から)
国立遺伝学
研究所
実績:4,678系統(H16)、 ?(H17)
  • 系統提供システムの統一化(DGRC-IDの使用)
愛媛大学 実績:41種 373系統(H16)、 129系統(H17年4~6月)
杏林大学 実績:106系統(H16)、26系統(H17年4~5月)
  DGRC-IDの共通使用で提供体制の整備
情報発信 京都工芸
繊維大学

現在:DGRC系統リストの公開と提供依頼システムによる運用
 サブ機関の系統リストも公開

計画:新システムへの移行(8月に試行)DGRC-IDの共有化

  • アップデート化
  • 共通検索システム[FLYSTOCK]の並行運用(全機関の統合系統リストの公開)
     国立遺伝学研究所・生物遺伝資源情報総合センターの援助と共同研究で行う


 

国立遺伝学
研究所
現在:系統リストの公開と提供依頼システムによる運用(RNAi系統含む)
  • 改良を加える予定
愛媛大学 現在:系統リストの公開と提供依頼システムによる運用、
  愛媛大学のホームページで外部形態写真を公開
杏林大学 現在: 系統リストの公開と提供依頼システムによる運用
支援と啓蒙 京都工芸
繊維大学
  • 国際的系統デポジトリー研究機関としての認知獲得
  • データベースの統合化共同研究
    (遺伝研総合情報センター:ショウジョウバエ統合検索システム)
  • 国際シンポジウム「生物遺伝資源と環境」於嵯峨研修・宿泊施設(仮称)
  • 技術講習会等の開催企画の検討


2.ゲノム解析事業について

  • BACライブラリー
  • 情報公開方法
  • 平成17年度ゲノム解析事業は、マウス、ミヤコグサ・ダイズ、???に配分され、ショウジョウバエへの配分なし。