ナショナルバイオリソース(NBR)ゲノム解析事業について
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1. | 応募内容のうち、ショウジョウバエ近縁種のBACライブラリー作成のみを対象とする場合、本事業に参加する意思はあるか。 |
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2. | BACクローンの具体的な提供、公開方法についてどのように考慮しているか。 |
3. | BACライブラリーの作成量の正確な見積りを示せ。 |
上の質問に対しては、下記の内容に説明を加えたものを送付しました。
1. | ショウジョウバエ近縁種のBACライブラリーの作成のみを対象とすることになった場合でも参加したいと思います。 |
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2. | ゲノム解析機関から提供されたデータを、基本的には、京都工芸繊維大学で受取り、WEB上で閲覧するために適した形態に整え、公開して、クローンの提供を行う予定です。クローンの維持は京都工芸繊維大学、国立遺伝学研究所等で行うよう調整する予定です。 |
3. | キイロショウジョウバエのゲノムサイズは約170Mb、ユークロマチン部位は120Mbである。 BACクローンへの挿入DNA断片の長さが平均100Kbであれば、理論上は8,000クローンで99%をカバーできることになる。従ってクローン数は約10,000程度になると考えられる。 |
その結果、文部科学省から10月18日付けで、提案を採択するとの通知を受け、ショウジョウバエのBACライブラリーの作成が具体的に計画・実施されることとなりました。
対象は、ショウジョウバエ近縁種(オナジショウジョウバエ、キイロショウジョウバエ、アナナスショウジョウバエ、セイシェルショウジョウバエ、カオジロショウジョウバエ)のBACライブラリー作成とする。
具体的な実施方法等については、11月8日 Eメールにより理化学研究所ゲノム科学総合研究センターとの打合せを行なっていくための調整について連絡を受け取りました。