バナナトラップからのショウジョウバエの採集、ショウジョウバエからDNAを抽出し、遺伝子の増幅を行ないました。 午前10時すぎ、附属農場のバナナトラップを置いたことろへ行き、ショウジョウバエを採集しました。今日は晴れてよかったのですが、気温が低くかったためか、「あんまりショウジョウバエがいな~い」。 キハダショウジョウバエ( Drosophila lutescens )、オウトウショウジョウバエ( Drosophila suzukii )、オオショウジョウバエ( Drosophila immigrans )が採集できました。もっと、たくさん採れると場所によって種の構成の違いがわかるはずでしたが。 DNAの抽出と遺伝子の増幅の実験を行ないました。PCR反応によって増幅したのは、white 遺伝子とアルコール脱水素酵素(adh)遺伝子です。中学、高校の理科の学習内容の範囲の外なので、講義も受けました。 PRC反応が終わり、遺伝子DNAが増幅したら、電気泳動法によって、増幅したDNAを観察しました。
ショウジョウバエを材料にした体験実習はここまで。
事故もなく無事に終了できました。
会場や実体顕微鏡を提供して下さった、
本学繊維学部附属農場に感謝いたします。
このプログラムは、 子どもゆめ基金 (独立行政法人 国立オリンピック記念青少年総合センター) の助成を受けています。 |