バイオの世紀への入門
〜 ショウジョウバエは面白い 〜
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ショウジョウバエ遺伝資源センター
京都工芸繊維大学

プログラム
野外採集と顕微鏡観察  ショウジョウバエにも多くの種類がいます。 身近に生息しているショウジョウバエを野外で採集し、 顕微鏡で観察して、分類してみましょう。
 1日目に付属農場内にショウジョウバエ採集用のバナナトラップを仕掛けます。
2日目にトラップからショウジョウバエを採集し、実体顕微鏡で観察します。
 みな同じように見えるショウジョウバエでも、トラップを置いた場所によって採れる種類が違うかもしれません。環境の違いとショウジョウバエの種類や数にはどのような関係があるでしょうか。
突然変異のいろいろ  キイロショウジョウバエは、遺伝学の研究になくてはならない生物です。観察を通して、突然変異とは何か、その重要性を考えましょう。
 体の色、翅の形、複眼の形や色など実体顕微鏡で見て分かる突然変異は、研究に重要です。
DNA抽出と電気泳動  ショウジョウバエからDNAを抽出し、特定の遺伝子を増幅してから、電気泳動による分析を試みます。種によってDNAが異なることを確認できるでしょうか。
 野外から採集したショウジョウバエを擦りつぶして、DNAを抽出します。適切なプライマーDNAを加えて、特定のDNAだけを増幅します。遺伝子工学の最新の技術であるPCR法を使います。
 ショウジョウバエの種類によっては、増幅するDNAの長さが違ったり、全く増幅しないものもあるはずです。電気泳動法によって目に見えるようにして、増幅したDNAを観察します。


京都工芸繊維大学 ショウジョウバエ遺伝資源センター 山本研究室
〒616-8354 京都市右京区嵯峨一本木町
電話: 075-873-2660 Fax: 075-861-0881
Email: tomaru@kit.jp
このプログラムは、 子どもゆめ基金 (独立行政法人 国立オリンピック記念青少年総合センター) の助成を受けています。