バイオ2002
ショウジョウバエ入門 〜 遺伝学編
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会場地図
昨年の実習の様子
ショウジョウバエ遺伝資源センター
京都工芸繊維大学

プログラム
交配実験(遺伝の法則)  親から子、子から孫へと遺伝することを体験します。 1ヶ月間で結果がわかるのは、 ショウジョウバエを使った交配実験ならではの特徴です。
 1回目(8月8日)に親の交配をします。 2回目(8月22日)にその子の世代を観察します。   3回目(8月29日)にその孫の世代を観察します。 子の世代では隠れていた形質が孫の世代で表れてきます。 親の形質がまざってしまいません。 遺伝の法則(メンデルの法則)を体験的に確かめてみましょう。
突然変異のいろいろ  キイロショウジョウバエは、 遺伝学の研究になくてはならない生物です。 観察を通して、突然変異とは何か、その重要性を考えましょう。
 体の色、翅の形、複眼の形や色など 実体顕微鏡で見て分かる突然変異は、研究に重要です。
DNA抽出と電気泳動  ショウジョウバエからDNAを抽出後、遺伝子を増幅して、 電気泳動による分析を試みます。 遺伝子の本体を目で見て生命の情報と その不思議に近づいてみましょう。
 野外から採集したショウジョウバエを擦りつぶして、 DNAを抽出します。 適切なプライマーDNAを加えて、特定のDNAだけを増幅します。 遺伝子工学の最新の技術であるPCR法を使います。
電気泳動法によって目に見えるようにして、 増幅したDNAを観察します。


京都工芸繊維大学 ショウジョウバエ遺伝資源センター内
「ゆめ基金」係(担当:都丸(とまる))
〒616-8354 京都市右京区嵯峨一本木町
電話: 075-873-2660 Fax: 075-861-0881
Email: tomaru@kit.jp
このプログラムは、 子どもゆめ基金 (独立行政法人 国立オリンピック記念青少年総合センター) の助成を受けています。