Kyoto Institute of Technology
Posted in センター活動,教育・研究 on March 27,2017
米国NHIより Brian Oliver 博士が来日され、セミナーが開催されました。ショウジョウバエの性決定因子であるDoublesex転写因子(DMRTとして知られている)の遺伝子制御機構についてご講演されました。これまではオスのDMRTはメスの形質にかかわる遺伝子を、メスのDMRTはオスの形質に関わる遺伝子を抑制していると考えられてきました。しかし、ゲノムワイドに解析をしたところ、意外なことにその様な例は少ないことが分かりました。雌雄の形質を生み出すには、DMRTの他に転写コファクターの関与が重要そうです。
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