DGRCニュース (ショウジョウバエ遺伝資源センター・ニュース) (2003.8.1)
「日本ショウジョウバエ研究会」総会で、ショウジョウバエ5種 (D. simulans, D. melanogaster, D. ananassae, D. sechellia, D. auraria) のBACライブラリーが、理研で作製されていることをお知らせいたしました。BACライブラリーを有用な遺伝資源として活用するために、エンドシーケンシングを行う申請をしておりましたところ、3種のBACライブラリーについてエンドシーケンシングを行うという回答を得ております。5種のBACライブラリーの中から、エンドシーケンシングを行う3種を決定する必要があります。どの種のライブラリーを解析の対象にするかについて、8月4日までに作成機関である理化学研究所ゲノム総合研究センターと打ち合わせを行い、解析対象・解析量を確認し、8月8日までに試料の調製に関する打ち合わせを行うこととの連絡を受けております(7月31日)。そこで、総会の時に8月半ばまでに決定したいと申しましたが、8月4日の午前中までに決定する必要が出てまいりました。
エンドシーケンシングの解析であることから、D. aurariaの情報はさほどBACライブラリーの有用性を高めるものではないこと、また、現在D. melanogasterの情報は必要ではないこと、などの理由から、D. simulans, D. ananassae, D. sechelliaの3種の解析を優先させるべきではないかと考えて います。
この点に関して、皆さまからのご意見をお伺いいたします。ただし、8月4日正午までに回答をお願いいたします。
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山本 雅敏
京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センター
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Jflyメーリングリスト(Fri, 1 Aug 2003 20:04:54 +0900)より転載