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第16回 公開セミナー

第16回 公開セミナー

研究成果合同シンポジウム(学内重点領域研究プロジェクト、教育研究推進事業)・ショウジョウバエ遺伝資源センター公開セミナー

日時:2005年3月16日(水)13時00分~17時30分
場所:京都工芸繊維大学 総合研究棟4階 多目的ホール (案内地図)

 






 開会挨拶:谷口 宏 理事(副学長)
   
 司会:山口 政光(応用生物学科)
    
伊藤 雅信(応用生物学科)
「連鎖不平衡解析による味 ・嗅 関連遺伝子の機能相関の検討」
    尾崎 まみこ(応用生物学科)
「匂い経験による食嗜好成立の神経機構ーハエをモデルにしてー」
    遠藤 啓太(理研CDB)
「ショウジョウバエの臭覚神経細胞の軸索投射に異常を示す突然変異体」
 司会:遠藤 泰久(応用生物学科)
   
井上 喜博(ショウジョウバエ遺伝資源センター)
「微小管の動的不安定性の異常を感知して細胞死を誘導する新規調節機構」
    竹谷 茂(応用生物学科)
「神経細胞突起成長における小胞輸送と細胞骨格のユニークな相互作用」
    西原 祥子(創価大生命工研)
「Drosophila グライコーム;ショウジョウバエを用いたヒト糖鎖機能解析の試み」
 司会:山本 雅敏(ショウジョウバエ遺伝資源センター)
    上村 匡(京大院生命科学)
「平面内細胞極性形成における微小管ネットワークの役割」
(第16回ショウジョウバエ遺伝資源センター公開セミナ-講演者)
 
 閉会挨拶
 

▼▼公開セミナ-講演要旨▼▼

上村 匡 氏
 京都大学大学院生命科学研究科・細胞認識学分野;JST, CREST

 演題: 『平面内細胞極性形成における微小管ネットワークの役割』
 要旨:   近年、タンパク質や RNA の細胞内輸送を担う機構が、細胞間コミュニケーションや多細胞体の構築において重要な役割を担っていることが多く報告されている。我々は、上皮細胞の平面 内極性を制御する分子の挙動をショウジョウバエの個体内で観察し、極性形成の仕組みを追究している。蛍光タンパク質を付加した機能分子の挙動を経時的に観 察する手法に加えて、標準・免疫電子顕微鏡法を用いたアプローチも行い、極性制御分子群の細胞内分布の調節において、微小管ネットワークが重要な役割を果 たすことを明らかにした。
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