Kyoto Institute of Technology
Posted in センター活動 on August 21,2015
8月21日、京都大学の上村匡研究室がストックセンターの見学に来てくれました。上村さんをはじめ総勢13名で、にぎやかでした。実際にストックセンターの活動を支えている大迫技術職員と非常勤職員が解説しました。
提供用にはプラスチック製を使いますが、センター内ではガラスバイアルを使用しています。そのため、飼料をつくる前にビンの洗浄、滅菌、乾燥行程が入ります。週4日、1日に1万本以上のバイアルを洗浄します。こうした作業の現場もみてもらいました。
また、センター外から譲渡された系統は少なくとも1ヶ月間、1階の検疫室で維持し、ダニ等の汚染が無いことを確認します。それにパスしてはじめて2階のストックルームに入り、公開になります。同時に、常に一定数の無作為抽出した系統の表現型検査などのモリタリングも行っています。
提供に関しては、平均して月に30〜40のメールでの問い合せがあり、非常勤職員等が対応しています。
実際に、こうした作業現場、行程を見学してもらうことで、ストックセンターの活動をより良く理解してもらえれば幸いです。
今後も宜しくお願いします。