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新規寄託系統に関する情報
DrosDel欠失系統とpB-MARCM : PBac{DsRed}挿入系統 [January 21, 2008]
下記の2種類の系統の寄託を、Cambridge 大学とStanford大学から受取りました。検疫終了後、系統listに公開し、検索、提供依頼対象系統となります。
DrosDel欠失系統
ヨーロッパの研究グループを中心に作出された欠失系統のコレクション。挿入位置の判明している2つのP因子間をFRT配列を介した組換えにより欠失させている。このため欠失の切断点が分子レベルで判明しています。欠失系統全体でゲノムの77%をカバーします。遺伝子のマッピング、Modifierのスクリーニング等様々な用途に使えるものと思います。
DGRCではDrosDelコレクションの全て、約500系統の受入れ、2008年2月末から3月の公開を予定しています。
DrosDelの詳細については以下のホームページを御覧下さい。
http://www.drosdel.org.uk/index.html
pB-MARCM : PBac{DsRed}挿入系統
スタンフォード大のL. Luo教授の研究室で作出されたpiggyBacベクター挿入系統のコレクション。新規piggyBacベクターは突然変異誘発能を高めるためにスプライシングのアクセプター/ドナー配列、翻訳の終止コドンが導入してあり、DsRedがマーカーとして存在します。このトランスポゾンが常染色体に挿入した約2000の系統は全て挿入位置を決定し、既知遺伝子内へ挿入を持つもののみ選別してあります。またこれら系統の染色体基部にはFRT配列を持ったP因子を同時に持たせてあるためにモザイク解析を行う上でも非常に有用な系統と言えます。
系統の公開は、2008年6月頃の予定です。
系統に関する情報
piggyBac-Based Mosaic Screen Identifies a Postmitotic Function for SMC1 in Regulating Developmental Axon Pruning
Oren Schuldiner, Daniela Berdnik, Jonathan Ma Levy, Joy Sing-Yi Wu, David Luginbuhl, Allison Camille Gontang, and Liqun Luo
Howard Hughes Medical Institute, Department of Biological Sciences and
Neurosciences Program, Stanford University, Stanford, CA 94305.
Corresponding author: lluo@stanford.edu