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ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)

ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)とは

我が国が取り組むべき国家的な研究開発課題について、産学官の最も能力の高い研究機関を結集し、総合力を発揮できる体制により取り組むことを目的として、平成14年度から文部科学省が新たに開始した委託事業の一つである。

事業の趣旨

生命の維持、種の存続、さらに適応と進化など、生命機構に必要な基本遺伝子は生物の種を超え類似している。ショウジョウバエの全遺伝子数は約14,000で、ヒトの約半分であるが、相同性の高い(約60%)共通な機能を持つ遺伝子が多く発見されている。さらにショウジョウバエにはこれまでに解明されている遺伝子数が他の生物と比較して最も多く、突然変異系統数も圧倒的に多い。系統を多く収集、保存管理して研究に迅速に提供できる基盤整備はライフサイエンス研究の推進に不可欠である。特に全遺伝子に対応する突然変異系統の作製が可能なショウジョウバエのモデル生物としての重要性が高まっている。このような状況において、ショウジョウバエの突然変異系統を網羅的に収集し、ポストゲノム研究に必要な遺伝資源を維持し研究を支援する研究基盤体制の整備が本事業の趣旨である。

実施組織

中核機関:
京都工芸繊維大学
ショウジョウバエ遺伝資源センター 山本 雅敏

サブ機関:
国立遺伝学研究所系統生物研究センター 上田  龍
愛媛大学理学部生物地球圏科学科 和多田正義
杏林大学医学部基礎生命科学 松田 宗男

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