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第13回 ナショナルバイオリソースプロジェクト「ショウジョウバエ」運営委員会議事録

第2回 第2期NBRP「ショウジョウバエ」運営委員会議事録(pdf
 日 時:2008年7月23日(水)午前11時〜午後1時35分
 場 所:京都工芸繊維大学 学道会館小研修室(嵯峨キャンパス)
 出席者:
  多羽田 哲也 (東京大学 教授)
  澤村 京一 (筑波大学 講師)
  西田 育巧 (名古屋大学 教授)
  松浦 悦子 (お茶の水女子大学 教授)
  松崎 文雄(理化学研究所 グループディレクター)
  山本 雅敏 (京都工芸繊維大学 教授)
  上田 龍 (国立遺伝学研究所 教授)
  和多田 正義 (愛媛大学 准教授)
  松田 宗男 (杏林大学 教授)
  竹内 佑介(オブザーバ、文部科学省 ライフサイエンス課植物研究係長)
  山崎由紀子 (オブザーバ、国立遺伝学研究所 准教授)
  草野 好司 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 特任教授)
  北山 雅彦 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 特任教授)
  松林 宏 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 特任准教授)
  井上 喜博 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 講師)
  都丸 雅敏 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 助教)
  志賀 均 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 研究協力課長)
  堀江 尚 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 研究協力課主査)
  田尻 芳朗 (オブザーバ、京都工芸繊維大学 研究協力課主査)

 欠席者:木村 正人 (北海道大学 教授)
  高野 敏行 (国立遺伝学研究所 准教授)

議 題:
  1.平成19年度NBRP「ショウジョウバエ」業務成果について
   ・中核的拠点整備プログラム
   ・ゲノム情報等整備プログラム
   ・基盤技術整備プログラム

  2.平成20年度NBRP「ショウジョウバエ」業務事業計画について
   ・中核的拠点整備プログラム
   ・基盤技術整備プログラム

  3.その他

報告事項:
  1.日本動物学会第79回大会パネル展示・シンポジウムについて
  2.日本分子生物学会年会におけるパネル展示・シンポジウムについて
  3.その他


  資料1−1:中核的拠点整備プログラム成果報告書(抜粋)
  資料1−2:ゲノム情報等整備プログラム成果報告書(抜粋)
  資料1−3:基盤技術整備プログラム成果報告書(抜粋)
  資料2−1:中核的拠点整備プログラム業務計画書(抜粋)
  資料2−2:基盤技術整備プログラム業務計画書(抜粋)
  資料3:報告事項

議  題

1.平成19年度NBRP「ショウジョウバエ」業務成果について
・中核的拠点整備プログラム
資料にもとづき、各機関の代表者による説明があり、審議の結果承認された。

・ゲノム情報等整備プログラム
資料にもとづき、各機関の代表者による説明があり、審議の結果承認された。

・基盤技術整備プログラム
資料にもとづき、山本委員による説明があり、審議の結果承認された。


2.平成20年度NBRP「ショウジョウバエ」業務事業計画について

・中核的拠点整備プログラム
資料にもとづき、各機関の代表者による説明があり、審議の結果承認された。


・基盤技術整備プログラム
資料にもとづき、山本委員による説明があり、審議の結果承認された。


3.その他

将来について、意見交換を行った。
・ 本プログラム終了後も系統の維持ができるようにするためには、コミュニティの協力が大事である(多羽田委員長)。
・ NBRPが第3期、第4期と続くならいいのだが、第2期で終了という話も聞かれる。そこで、系統の維持、提供を継続していくにはコミュニティが重要となる(山本委員)。
・ シンポジウムなどを開くのは有効であろう(山本委員、多羽田委員長)。
・ 日本ショウジョウバエ研究会はコミュニティの基盤になるだろう(松崎委員、多羽田委員長)。
・ 情報のフィードバックについては、運営委員会の名で行うといいだろう(松崎委員、多羽田委員長)。
・ 情報中核では、フィードバックのための仕組みの提供はできるが、フィードバック情報の収集は行っていない。各リソース機関で行っていただいている(山崎オブザーバ:情報中核代表研究者)。
・ これまでの経験では、フィードバックされていない情報の収集においては、系統がユニークな名称であれば検索により可能だが、きちんと記載されていない場合が多く、困難である(山崎オブザーバ)。


竹内文部科学省 ライフサイエンス課植物研究係長(オブザーバ)より以下の情報が述べられた。
・ 第2期NBRPは終了時期まで継続する。
・ 終了後については様々な検討を行っているが、決定はない。
・ アメリカ合衆国NIH(National Institute of Health)のリソース事業では、守るべきリソースが決まっており実施機関の変更などがあることになっているが、日本では守るべきリソースが決まっていない点が大きな違いである。
・ リソース事業はオールジャパンとして行っているので、国内のコミュニティは一枚岩になってほしい。
・ この事業をやめてしまったら、どのくらい迷惑が掛かることになるかも継続にあたって重要なポイントなので、国内のコミュニティを大きくしてほしい(ユーザを増やしてほしい)。
・ ショウジョウバエが全てのモデル生物になるのか否かは判断できないが、動物の愛護及び管理に関する法律では哺乳類、鳥類、爬虫類のみが対象となるので、こうした点を踏まえ、モデル動物としての重要性のアピールがあってもよいのではないだろうか。
・ 世界ナンバー1の規模のリソースはショウジョウバエと線虫のみ。
・ 論文等のアウトプットをアピールしてほしい。情報のフィードバックが必要である。運営委員会の名前でユーザへの催促が難しいのならば、文部科学省やライフサイエンス課の名前で行っていただいて構わない。
・ MTA等に、公表にあたって用いた系統番号などを明記するようにしてもいいのではないか。
・ NBRPは課金することを明記する予定である。

報告事項
1.日本動物学会第79回大会パネル展示・シンポジウムについて
資料にもとづき、山本委員による説明があった。

2.日本分子生物学会年会におけるパネル展示・シンポジウムについて
資料にもとづき、山本委員による説明があった。
シンポジウムの演者の推薦について、山本委員より依頼があった。

3.その他
特になし

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