京都教育大附属高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)特別授業開講
8月27日、28日の2日間にわたり京都教育大附属高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)特別授業が嵯峨キャンパスにおいて実施された。ショウジョウバエ遺伝資源センターがおこなう地域貢献事業のひとつである。
このSSHは、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けた京都教育大附属高校と本学ショウジョウバエ遺伝資源センターが連携して、高校生に生命医科学研究の一端に触れさせるとともにに、「ショウジョウバエ」の重要性を理解させることを目的として毎年おこっているものである。今年度は、京都教育大附属高校からは、生徒および付き添い教員を含めて9名が参加した。ショウジョウバエ遺伝資源センターのスタッフ、TA学生の指導のもと、遺伝と遺伝子の本体であるDNAについての講義、ショウジョウバエの突然変異体の観察、ショウジョウバエの野外採集と種の分類、ショウジョウバエのアルコ−ル耐性についての実習を2日間でおこなった。
受講生からは、
・「話でしかきいたことがなかったショウジョウバエの珍しい形態突然変異体を実際に観察できて感動した。」
・「ショウジョウバエにいろいろな種があることがわかり、その分類も学べてよかった」
・「ショウジョウバエでも遺伝によってアルコ−ル耐性が違っていることがわかって興味がわいた」
などの感想が寄せられ、本特別授業は参加生徒に大変好評であった。
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