"オミックス研究の最前線" -ショウジョウバエをモデルとして-
会期:2009年10月21日(水)〜 24日(土)
会場:神戸ポートアイランド
会頭:西田 栄介(京都大学大学院生命科学研究科)
日時:10月24日(土)8:30-11:00
会場:神戸ポートアイランド
オーガナイザー:
山本雅敏(京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センター)
松本博行(米国オクラホマ大学)
ショウジョウバエは、遺伝学的知見が膨大であり、全ての遺伝子に対応した変異体系統があと数年で完備されるなど、生命科学研究の代表的なモデル生物である。ほ乳類モデル生物は、現段階においてゲノムのアノテーションがショウジョウバエに比べて不完全であり、遺伝的背景の多様性が遺伝子機能の比較解析をしばしば困難なものとしている。しかしながら、ショウジョウバエはその優れたゲノム情報に加えて、均一な遺伝的背景を持つ系統の維持や集団の作成が可能であることから、ポストゲノム時代においても基本的な生命現象を解析するための最適なモデル系であろう。本シンポジウムでは、現在急速に整備されつつあるショウジョウバエの近縁種のゲノミックスを皮切りに、プロテオミックス、さらに他の“オミックス(-omics)”と総称されるポストゲノムを代表する種々の分野を紹介し、今後の展望を討論する。 |
講演者:
三浦正幸(東京大学)
上田龍(国立遺伝学研究所)
伊藤 啓 (東京大学)
小森直香 (米国オクラホマ大学)
武森信暁(京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センター)
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