京都工芸繊維大学

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バイオリソースシンポジウム報告

ナショナルバイオリソースプロジェクト
"KYOTO BRAND" 高品質遺伝資源の開発

日程 : 2009年10月23日(金)13:00-17:45
会場 : 京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 総合研究棟4階多目的室

ショウジョウバエ、ラット、酵母を用いて第一線で活躍している研究者を招き、遺伝資源の高品質化と新規有用遺伝資源の開発にむけた先端研究の紹介を通じて、遺伝資源のあり方について考えるシンポジウムとなりました。

山本雅敏 ショウジョウバエ遺伝資源センター長、竹永睦生 本学副学長、文部科学省ライフサイエンス課 石井康彦氏 から挨拶をいただいたあと、以下の7つの講演(要旨集PDF 1.6MB)が行われました。講演では、遺伝資源を用いた第一線での研究例や、遺伝資源をさらに高品質かつ、より付加価値のあるものとするための研究などが紹介され、来聴者との活発な質疑応答が交わされました。


「分子医学におけるショウジョウバエ研究の重要性」
加藤茂明 東京大学分子細胞生物学研究所 教授
「ショウジョウバエを用いた神経行動学」
江島亜樹 京都大学・生命科学系キャリアパス形成ユニット 特定助教
「NBRP-Ratの医学生物学研究への貢献と新規疾患モデルの開発」
芹川忠夫 京都大学大学院医学研究科附属動物施設 施設長・教授
「ラットを用いた糖尿病研究」
横井伯英 神戸大学医学研究科 細胞分子医学 特命准教授
「質量分析法によるショウジョウバエの分子プロファイリング」
武森信暁 京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センター 研究員
山本雅敏 京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センター 教授
「ショウジョウバエプロテオミクスと医学との接点」
松本博行 オクラホマ大学医学部・生化学分子生物学科 教授
小森直香 オクラホマ大学医学部・生化学分子生物学科 准教授
「分裂酵母の配偶子形成におけるメンブレントラフィック」
中村太郎 大阪市立大学大学院理学研究科 准教授

講演終了後、 東京大学分子細胞生物学研究所 教授 の 多羽田哲也先生より遺伝資源の重要性と今後の発展に向けての展望をいただきシンポジウムは終了しました。
その後、アピカルイン京都へ移動し、研究懇談会が開かれ、活発な交流、議論が交わされました。
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